JR東日本は7日、JR大井町駅前(東京都品川区)で進める再開発の概要を発表した。オフィスやホテル、商業施設などが入るツインタワー型ビルを建設するほか、災害時に広域避難所として機能する公共広場を設ける。4月に着工し、2025年度末の開業をめざすという。
再開発の対象は、同駅北側から東急大井町線に沿って品川区役所付近まで広がる社宅跡地約3万平方メートル。JR東は大規模複合施設を整備し、区は隣接区域に新庁舎を建設する計画だ。
新たに建設するビルのうち、オフィス棟は地上23階建てで、1フロアあたりの貸室面積は約5千平方メートル。もう1棟は地上26階建てで、14階より上層には計290戸の賃貸住宅、下層には客室数285室のホテルが入る。
JR大井町駅のコンコースを北側に広げ、新たに再開発エリアに直結する改札を設ける。エリア内は重層的に歩行者デッキを設けて立体的に行き来できるようにし、そのルートに面して商業施設を展開する。
また、エリア内に3カ所の広…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル