6日午後3時35分ごろ、JR山陽線の瀬野―八本松間を走行中の上り普通列車(大野浦発、白市行き)の車輪が空転し、動かなくなった。JR西日本中国統括本部によると、現場は広島市安芸区上瀬野町の山中。4両編成の列車には、乗客など約150人が乗っていたが、約4時間後に手配した下り列車へ乗り換えて瀬野駅まで移送したという。列車の移動と線路の確認のため瀬野―西条間の上下線で終日運転を取りやめ、7日の始発からの運転再開を目指している。
トラブルが起きた瀬野―八本松の区間は「セノハチ」と呼ばれる。国内屈指の急勾配・急カーブで知られ、2021年12月には貨物列車が脱線する事故が起きている。JR西によると、車輪の空転はレールに水滴や落ち葉がつくことで起こりやすくなるという。気象庁によると、広島市内では6日午後に雨が観測されていた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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