JR西日本の長距離特急「WEST EXPRESS 銀河」が12日、大阪―下関を結ぶ山陽ルートでの運行を始めた。11月までの山陰ルートでは通過していた倉敷と岡山の両駅でも停車。倉敷駅の上り線では特産品の販売もある。
12日の昼前、最初の下り列車が岡山駅1番ホームに入線。カメラを構えた50人近くの「撮り鉄」たちが迎えた。福山市から来た国末信啓(のぶひろ)ちゃん(5)は「ライトの形がいい」。マニアックなところに目を付けていた。
山陽ルートは来年3月11日まで週2回ほど往復する。県内からは乗車できないが、倉敷駅では上りの運行が始まる13日に出発式を開く。改札内のコーナーでデニムグッズなどを販売するほか、市のPR大使「倉敷小町」が乗客を出迎える。
乗車にはツアーへの申し込みが必要だが、来年1月分までは完売。2月分は今月15日まで日本旅行が抽選で受け付ける。(中村建太)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル