田添聖史
JR西日本は27日、強い冬型の気圧配置が続く影響により、28日は近畿エリアの一部で計画運休をすると発表した。特急列車計95本や、湖西線や山陰線など在来線の一部区間で終日、運転を取りやめるという。
JR西によると、特急列車は京都と北近畿方面をつなぐ「きのさき」や「まいづる」、京都・大阪から山陰方面をつなぐ「スーパーはくと」などで終日運休する。大阪・京都から北陸方面をつなぐ「サンダーバード」は終日、米原経由で運転を予定する。
在来線では、湖西線(堅田―近江塩津)や山陰線(園部―福知山)、播但線(寺前―和田山)など滋賀、京都、兵庫の計6区間で終日運休する。加古川線や福知山線などの一部区間では、夕方まで運休するという。
担当者は、今回の計画運休について「大雪や強風などの気象予報を踏まえて判断した」として、最新の情報に注意するよう呼びかけている。最新の運転状況は、JR西のホームページ(http://trafficinfo.westjr.co.jp/list.html)で確認できる。
JR西は27日夜から、京都や滋賀の一部エリアで列車の進路を変える分岐器(ポイント)の融雪装置を作動させるという。
在阪の私鉄各社は27日時点で、計画運休は予定していない。(田添聖史)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル