野球部が夏の甲子園大会で初出場ながら、ベスト4と健闘した京都国際高校(京都市東山区)。前身は、戦後間もなくつくられた在日同胞のための民族学校だった。旧名は京都韓国高校。その後、日本の学校教育法1条校として認可を受け、2004年に新たな校名で再出発した。
生徒数132人、男女はほぼ半々だ。韓国にルーツがある生徒は、今は3割ほどになった。男子は、ほとんどが野球部員だが、女子は韓国語を学びたくて入学してくる。
韓国語が必修で、韓国から派遣された教師が教える。韓国の地理や歴史も学ぶ。世界的に人気のあるKポップのアイドル、BTS(防弾少年団)の影響で、数年前から日本人の女子の志願者が急増したという。新型コロナウイルスの感染が拡大する前は、ソウル、釜山、済州島への修学旅行や語学研修もあった。
入学前からハングルが読め…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment