最優秀選手賞(MVP)の快打は、畳が支えていた――。プロ野球の年間本塁打記録を58年ぶりに更新したヤクルトの村上宗隆選手(22)は昨年末から、特別な畳の上でスイングを繰り返してきた。古き良き床材を活用し、絶妙なクッション性と耐久性を備えた優れものだという。
村上選手が愛用する畳は、岡山のイグサメーカーの老舗が開発した。
縦1・5メートル、横80センチ。折りたたみ式で持ち運びにも困らない。この夏、一般向けの販売も始めた。
「足指で地面をつかむ感覚が…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル