NHKから国民を守る党(N国、現NHKから自国民を守る党)を離党した地方議員を脅したり、NHKの受信契約者の情報を不正入手したりしたとして、脅迫や不正競争防止法違反などの罪に問われた前参院議員でN国党首の立花孝志被告(53)の初公判が18日、東京地裁であった。立花党首は「政治活動であり正当な業務行為だ」などと無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述などで、立花党首が、N国を離党した東京都の中央区議について「徹底的にこいつの人生、潰しにいきます」などと述べた動画をネットに公開して脅迫したと指摘。さらに、不正に入手した契約者情報に加工を加えて動画で公開するなどしてNHKの業務を妨害したとした。
弁護側は「全て正当な言論活動、表現活動などで違法性はない」と反論した。(根津弥)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル