国際NGO・平和首長会議会長の松井一実・広島市長が、8月に米ニューヨークで開かれる核不拡散条約(NPT)再検討会議に合わせた渡米を断念したことがわかった。8月6日の広島原爆の日の平和記念式典と日程が重なるためという。
国連の発表資料によると、松井市長が演説する可能性があったNGOセッションは現地時間の5日午後(日本時間6日)で、市は渡米は困難と判断した。松井市長は4月の会見で「8月6日の式典は欠かせないので、国内にいなければいけない」と語っていた。広島市は代わりに、小泉崇・広島平和文化センター理事長を代表として派遣する。
核軍縮や核不拡散の現状を点…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル