沖縄県読谷村は8日、東京五輪に向けて予定されていた7人制ラグビーのニュージーランド代表の事前合宿が中止になったと発表した。県内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることなどから、同国側から中止の申し出があったという。
読谷村と同国側は、2019年8月に事前合宿に関する覚書を締結。今年7月7日から2週間、男女の選手やスタッフら50人が読谷村の2会場で合宿を予定していた。代表らと一般客との接触を避けるため、宿泊地の選定など同村が準備を進めていた。
8日午前のオンライン会議で、選手や県民の感染を懸念し、中止が決まった。代表は、直接選手村に入るという。石嶺伝実(でんじつ)・読谷村長は「今後も友好関係を大切にしながらスポーツを通じた交流を深めたい」とコメントした。(光墨祥吾)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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