添田樹紀
今年で創立100周年を迎えたOSK日本歌劇団のトップスターらが2日、大阪市の松井一郎市長を表敬訪問し、9月に同市役所近くの市中央公会堂で開かれる100周年記念コンサートの詳細を説明した。
この日はトップスターの楊琳(やんりん)さん、娘役トップスターの舞美(まいみ)りらさんと千咲(ちさき)えみさんらが訪問。関西フィルハーモニー管弦楽団や唄方の杵屋東成(とうせい)さん、三味線方の杵屋勝禄(かつろく)さんと共演するコンサートについて、市内在住の18歳以下とウクライナからの避難民それぞれ100人を無料招待することなどを報告した。その後、劇団員11人が100周年記念舞踊「さくら」の一部を披露した。
楊さんは「フルオーケストラと今までご一緒したことがないので、楽しみです」。松井市長は「コロナで芸術文化と触れ合う機会を、皆さんが失っている。ぜひ大勢を楽しませてあげてほしい」と応じた。(添田樹紀)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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