千葉県鎌ケ谷市医師会は4日、新型コロナウイルスのPCR検査が車内でできるワンボックスカーを国内で初めて導入したと発表した。車の後部に設置した透明のパネル越しに検体を採取し、医療従事者が車内で検査する仕組み。検査に特化した「PCR外来」に必要な県の承認を受け、近く運用を始める予定。
市によると、医師らが車外に出ずに済むため、ドライブスルー方式と比べて感染リスクを抑えられる。検査のたびに防護服を交換する必要がなく、移動もできるためさまざまな場所で活用できるという。
市医師会の石川宏貴会長は「速やかに運用を開始し、他の医師会とも連携したい」としている。
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