“SECOM”の制服で空き巣に…警備会社社員が立場悪用し顧客宅で窃盗 通常より罪重くなる可能性も(関西テレビ)

暮らしの安全を守る警備会社の社員が驚くべき犯行で逮捕されました。

 兵庫県尼崎市の住宅に合鍵を使って侵入する男…。シャツの背中には、大手警備会社「セコム」の文字が!

 セコムの社員だった坂上直希容疑者(24)は今年9月、警報が鳴った顧客の自宅に侵入し、高級腕時計など4点、およそ170万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

被害女性:
「まさか警備会社の社員が盗みをするとは全然思わなかったので、ショックは大きいですね」

「腕時計はリサイクルショップで処分した」と容疑を認めている坂上容疑者。自宅からは高級腕時計・数十本が押収されていて、警察は、余罪があるとみて捜査しています。

 この事件について街の人は…?

男性:
「いかついニュースやな…だってある意味職権乱用ですよね。それを利用して、悪いことをするために入社したりする人がいたら困るし。私も若い時に一回泥棒に入られているんで」

Q.何盗られたんですか?

男性:
「家が汚すぎて何にも盗られなかったんです。(警察に)これ荒らされたんですか?って言われたんですけど、元々散らかっていてすみませんって」

女性:
「怖いな…信用できなくなる、そういう会社が。会社の信用失うから、余計罪になりそう」

 警備会社の社員が、立場を悪用して空き巣をした場合、罪は重くなるのでしょうか?菊地幸夫弁護士に伺います。

菊地弁護士:
「この場合は、罪が重くなる可能性もあります。基本的には被害金額によるのですが、今回の場合は契約上、顧客の財産などを守る立場の人、法的な義務を負っている人がやってますので、これは『盗ってはいけない』プラス『守らなくてはいけない』という2つの法律違反をしているという意味で、罪が重くなっても仕方がないと思います」

(関西テレビ11月6日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)



Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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