有元愛美子 仁村秀一
携帯電話販売店で偽の身分証を使い、スマートフォンの契約者情報を記録する「SIMカード」を買ったとして逮捕されたベトナム人らを手助けしたとして、埼玉県警は13日、同県朝霞市の職業不詳の男(37)を詐欺容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。
男は被害に遭った店の系列店のスタッフだったとみられ、県警は不正購入の「指南役」として、ベトナム人側から報酬を受けとっていたとみている。
他人名義のSIMカードは電話の発信者の特定を難しくできるため、特殊詐欺などの組織犯罪で使われる「犯罪インフラ」のひとつ。販売店の関係者の摘発は異例といい、県警は男が不正購入に繰り返し協力していた可能性があるとみている。
男は昨年11月、ベトナム国…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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