新型コロナウイルスによる長期休校の影響で、ネットやゲーム依存のリスクが深刻化しています。SNSで読者と情報交換する「#ニュース4U」に寄せられた保護者の悩みに、専門家らに答えてもらいました。(矢島大輔)
《中高一貫校に通う高1女子の母です。コロナによる休校期間中、LINEやインスタといったSNSを手放せなくなり、困っています。「利用は午後9時まで」「朝まではリビングで充電」とのルールにしたところ、娘は「メッセージに既読がつかなければ、なぜ?となる」「充電中に私を仲間外れにして会話される」と、常につながっていないと不安のようです。どうすればよいでしょうか。》
兵庫県立大・竹内和雄准教授「お母さんが全部抱え込まず」
コロナによる長期休校の影響で、こうした相談がひんぱんに届きます。大なり小なり、全国の子どもたちの生活が昼夜逆転するなど乱れました。男の子はゲーム、女の子はSNSにハマる傾向にあります。複数の友達とネット上でつながって行うので、自分だけ途中で抜けにくい。
特に春は入学や新学期を迎え、どのグループに入るかが子どもたちには非常に重要です。乗り遅れないように、グループにしがみつく。
関西地方のある自治体の中学生…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル