2020年の東京五輪までに、196の国をそれぞれ表現した着物を作る――。福岡県の団体が進めるプロジェクトをアピールする着物ショーが10日、東京・日本橋で開かれた。小学生が関わった1着を含め、これまでに完成した12着が披露された。
同県久留米市の呉服店が中心となって組織した一般社団法人の企画。和装文化の発信と世界平和への思いに賛同する全国の着物作家らが手がけ、来春までにさらに11カ国分を作る。
インドをイメージした着物は、東京都中央区立泰明小学校の4年生が協力。タージマハルやクジャク、ゾウなどを主軸に、児童一人ひとりが描いた59個の更紗(さらさ)文様がちりばめられた。会場に自分たちの作品を見に来た浜田ひびきさん(10)は「いつか着られたらいいな」。(山下知子)
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