埼玉県熊谷市の民家3軒で6人が殺害された事件で、16日に遺体で発見された白石和代さん(84)の自宅から採取された遺留物のDNA型が、事件への関与が疑われているペルー国籍の住所不詳、無職ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(30)=夫婦殺害容疑で逮捕状=のものと一致したことが29日、捜査関係者への取材でわかった。
県警のこれまでの捜査で、14日に殺害された田崎稔さん(55)、美佐枝さん(53)夫婦の自宅に残っていた遺留物のDNA型も容疑者のものと一致していた。県警は、3軒に残された土足痕の特徴が容疑者のものと似ていたこととあわせ、一連の事件すべてに容疑者が関与した疑いが強まったと見ている。今後、入院中の容疑者の容体の回復を待って逮捕する方針。
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