クーリングオフ制度を説明せずに高額の物干しざおを販売したなどとして、愛知県警は1日、熊本市西区春日1丁目、物干しざお移動販売業、新(あらた)総司容疑者(23)を特定商取引法違反(重要事項の不告知、書面不交付)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
港署によると、新容疑者は昨年4月13日ごろ、移動販売車で「さお竹2本で千円」と宣伝しながら、名古屋市中川区で無職女性(当時64歳)に、2本を7万8千円で売った。その際、「さおを切ったので、もう解約できない」などと言って、クーリングオフの説明をせず、契約解除に関する書面も交付しなかった疑いがある。
女性は泣き寝入りしていたが、同署が昨年6月に移動販売中の新容疑者を職務質問。売買記録などから、女性が被害に遭っていたことを突き止めたという。
Article Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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