生理用品の商品開発を、消費者と一緒に考えようとする動きが生まれてきた。生活様式の変化とともに、生理用品の使用場面や選択肢は広がった。メーカーはさらに、SNSなどからくみ上げた声を積極的に取り入れて、「一人ひとりに合った商品開発」に力を入れている。
ピンク色の背景に小さなチョウが飛び、中央には紫色で「Tバック用」の文字――。
小林製薬が販売するTバック専用おりものシート「サラサーティ SARA・LI・E Tバック用」のパッケージだ。7月末、このデザインを消費者と一緒に作り直すプロジェクトを始めた。
同社は1988年、日本で初…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル