LGBTら性的少数者への迫害を理由に国外へ逃れる「LGBT難民」について考えるシンポジウムが、大阪で開かれた。サッカーW杯でも開催国のカタールが、同性愛行為を違法としていることで、性的少数者への迫害が注目される中、大阪の難民支援団体「RAFIQ」が創設20周年を記念して11月下旬に開催した。
登壇した北村泰三・中央大名誉教授(国際法)によると、以前は諸外国でも「LGBTであることを隠せば迫害されない」として、難民と認めない傾向があった。だが、今世紀に入り、欧州連合(EU)のルールや各国の認定機関の判断で、LGBT難民を積極的に認めるようになったという。
英国では2015~21年の難民申請のうち、約5%が性的少数者であることを理由にしたもので、イラン出身のLGBT難民申請者は9割が保護されているという。
LGBTの難民申請は日本で…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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