【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は10日、コンゴ(旧ザイール)でのエボラ出血熱の流行について先週、アザー米厚生長官と協議したことを明らかにした上で、米国と協調して対応していきたいと述べた。 トランプ米大統領が5月にWHO脱退を宣言して以降、テドロス氏と米高官の接触が明らかになったのは初めて。テドロス氏によるとコンゴでのエボラ熱対策で、米国からWHOに直接の資金提供がなされるわけではなく「流行をできるだけ早く抑え込むために、協力していくことを願っている」と述べた。 テドロス氏は「アザー氏と大変素晴らしい話し合いをした」と説明した。
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