とにかく、まずはこの写真を見てほしい。おしゃれでデザイン性があるケーキたち。都内で人気のパティスリーのお菓子……と言っても、疑いもせずうなずく人も多いはず。実はこのお菓子たちを作ったのは、進学校に通う高校2年生のSoyonさん。Twitterアカウントは2.4万人がフォローし、ハートのクッキーを紹介したツイートには24.8万いいねがつく(9月14日現在)など、大反響を呼びました。 Soyonさんのすてきなお菓子Tweetを紹介
親がパティシエ、というわけでもありません。料理教室に通っているわけでもないそうです。彼女が主に参考にしているのはお菓子作りを紹介した「YouTube動画」です。
いったいどんな高校生が、これほどまでハイクオリティなお菓子を作っているんだろう。
ドキドキしながら取材を申し込むと、快く応じてくれました。
中学2年で部活を辞めたことがきっかけ
―Twitterの反響、すごいですね。いつからお菓子作りを始めたんですか?
中学2年生の時です。現在で始めて4年目ですね。
当時、バドミントン部に入っていたのですが、練習がとてもキツかったんです……。来年は受験、ということで、勉強も頑張りたかったですし、思い切って辞めました。
すると、ちょっとだけ暇になりました。YouTubeでお菓子作りの動画を見て「自分も始めようかな」と思ったのがきっかけです。
―何の動画を見て、お菓子作りを始めたんですか?
今となっては、始めて見た動画を覚えていないんですが……頻繁に見ていたのは「えもじょわさん」の動画です。(編集部注:パリ在住の日本人男性料理人がお菓子作りなどを紹介する人気YouTubeチャンネル)
―それにしても、クオリティが高すぎます。親や近しい人にパティシエさんがいるとか…?
いません(笑)
―料理教室に通っていたとか?
いえ、通ってないです。完全に独学です。
―……家にレシピ本がいっぱいあるんですか?
一冊もないです(笑)。ネットでレシピを見たり、YouTubeで動画を見たりするだけです。動画だと手順が分かりやすいですし。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース