3年ぶりに山鉾(やまほこ)巡行が実施される京都の祇園祭が、前祭(さきまつり)の宵山(よいやま)期間を迎えている。「宵々山(よいよいやま)」の15日夕方には、各山鉾町の会所前に展示された23基が、駒形ちょうちんの明かりに照らされた。「コンチキチン」の祇園囃子(ばやし)や、厄よけちまきを売る子どもたちの声が響き、京都市中心部は久しぶりに華やいだ祭りの雰囲気に包まれた。
この日は、午後6時から市中心部の四条通や烏丸(からすま)通などが歩行者専用になり、烏丸通には露店も出て、大通りは大勢の人たちでにぎわった。16日は「宵山」で、前祭の山鉾巡行は17日午前9時に始まる。
朝日新聞デジタルでは、同日午前9時半ごろから巡行をライブ中継する。(西田健作)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル