米映画界の風雲児クエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の公開が始まった。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを起用し、1969年のハリウッドを描く。タランティーノ一流のぶっ飛んだ映画論と時代論を全面展開したこの作品について、監督本人に聞いた。
主人公は人気に陰りが見えるテレビのスター俳優リック(ディカプリオ)と、彼の付き人にしてスタントマンのクリフ(ピット)。リックはマカロニ・ウェスタンと呼ばれるイタリア製の低予算西部劇に活路を求め、クリフはヒッピーコミューンの早熟な少女と知り合う。
「今回、最も重視したのは、当…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル