SNSで覚醒剤の購入を呼びかけたとして、愛知県警は県内の20代男子大学生を麻薬特例法違反(あおり、そそのかし)の疑いで18日にも書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。購入希望者には覚醒剤と色や形状が似た「氷砂糖」を送っていたとみられる。
送検容疑は昨年11月ごろ、SNS上に覚醒剤を示す隠語や価格など、覚醒剤の購入をそそのかす投稿をしたというもの。容疑を認めているという。
県警が今年8月に学生宅を捜索。覚醒剤は見つからず、氷砂糖などが入った小分け袋があったという。複数の人に販売していたとみられる。捜査関係者は「購入後にだまされたとわかっても捜査当局に相談しづらいことを利用したのではないか」と話している。(藤田大道)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル