川崎市の登戸児童殺傷事件を受け、自民党は7日、治安・テロ対策調査会などの合同会議を開き、警察庁や文部科学省などから事件後の対応を聴取した。今後、登下校時の子どもの安全確保に向けた課題を整理した上で、政府への提言提出も検討している。
同日の会議では、中山展宏氏(衆院比例南関東)が現場となった登戸駅周辺について、見守り活動が活発な点など地域事情を説明。出席した議員は、通学圏が広範囲に及ぶ私立校の安全確保策への支援や、警察と教育現場の連携などを議論した。
同調査会の小此木八郎会長(衆院神奈川3区)は「罪のない方々が犠牲になった、あってはならない事件。人員の配置など現行で対応できるものから、AI(人工知能)の活用といった今後強化しなければいけないものも議論したい」と話した。
神奈川新聞社
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