激減しているニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」を不正に香港へ持ち出そうとしたとして、大阪府警は29日、大阪府や神奈川、千葉県の男7人を関税法違反の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。男らの一部は府警の任意聴取に「国外へ持ち出したのは初めてではない」と説明。ウナギの資源管理が国際的な課題となるなか、密輸ルートの存在が浮かんでいる。
捜査関係者によると、逮捕されたのは大阪府泉大津市の坪田利昭容疑者(59)や堺市北区の酒井正人容疑者(61)ら。府警は坪田容疑者が指示役で、香港への運搬役らとの間に報酬のやり取りがあったとみている。
逮捕容疑は1月末、シラスウナ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル