新型コロナウイルスの感染拡大が心配される夏休み。今年は例年通りの過ごし方ができないかもしれません。子どもと何をするか、「オンライン帰省」はどうなのか、新型コロナとどう付き合っていくか。7月18日に開いた「#父親のモヤモヤ」オンラインオフ会で、30、40代の父親6人が語り合いました。(withnews編集部・河原夏季) 【マンガ】「こんな母親になりたい」帰省できない今だから描いた漫画に共感の声
この夏の予定は?
<夏休みは、家族で過ごせる貴重な時間です。参加した父親の多くが気になっていたのは「今年の夏の過ごし方」です。新型コロナの感染が広がる中、悩む父親がほとんどでした> 「キャンプをしたいと考えていますが、どこかに車で出かけておしまいかなと思っています」 「僕もいつもキャンプに行っていて、6月には1回行きました。GoToキャンペーンに乗るか乗らないか、どうしようかと思っています。むずかしいですよね」 「普段も実家に帰ってのんびり過ごすことしかしていませんが、今年はそれをするかしないかかなと思っています。できるだけ夏らしい体験をさせたいです。カブトムシを取りに行ったり、水遊びをできる公園に行ったり」
オンライン、子どもと温度差
<長距離移動を伴う帰省の代替案として推奨されている「オンライン帰省」。参加した父親の半数が経験していました。LINEのビデオ通話などで簡単にできる一方、コミュニケーションの難しさを指摘する声が上がりました> 「これからさらにコロナ感染が増えてくると、実家に帰れない状況が続くと思います。オンライン帰省のやり方を考えていかないといけないのかな。行きたいという子どもにどう説明するか。上の子は小学生なので『コロナ大変だよね』とわかってくれますが、この先ずっとそう言い続けるかモヤモヤしていますね」 「オンライン帰省の難しさは、コミュニケーションがなかなか成立しないことにあります。特に子どもと両親のコミュニケーション。子どもはまだ小さいので、長いコミュニケーションができず、両親も田舎で高齢なのでオンラインでの会話に慣れていません」 「つながるところが大人と子どもの関係になってしまいます。僕らが求めているコミュニケーションスタイルと、子どもたちがやりたいことが違うんだろうなと思いますね。僕の娘と友達の娘とで(Web会議ツールの)zoomをつないだら、3時間くらい遊んでいました」 「帰省はオフラインで会う方が思い出に残っていいのかな。東京に住んでいますが、妻の実家は地方です。都会から田舎に行く方が、視野が広がるので楽しいと思います。オンラインだと子どもたちに楽しみがない気がしています」 「子どものニーズは、どちらかというとふれあいや実家での活動みたいなところ。顔を見て話して満足するかというと、別の話ですね」
Source : 国内 – Yahoo!ニュース