能勢電鉄沿線を中心に現代アートが楽しめるイベント「のせでんアートライン」が26日始まり、鉄筋コンクリート製の柱(長さ20メートル、重さ約2トン)を運ぶ「逆オンバシラ祭」が大阪府豊能町で行われた。
木材を町へ運ぶ本来の御柱祭とは逆に、地域住民が町内で製作した柱を山へ運搬する。東京の建築家、岡啓輔さん(54)が「住人自らの手で町をつくる意識を持ってほしい」と考案した。この日は約100人が山側の公園まで約3時間かけて柱を担いで運び、「わっしょい」と威勢の良い掛け声が住宅街に響いた。
のせでんアートラインは平成25年、同電鉄開業100周年記念に初開催され、今回で4回目。来月24日まで行われる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース