将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Bリーグ第3試合、チーム渡辺VSチーム稲葉が5月16日に放送され、第1試合を終えて-6ポイントと崖っぷちだったチーム稲葉が、先鋒・中堅と怒涛の4連勝を成し遂げ、チーム渡辺と-2ポイントで並んだ。決着は渡辺明三冠(36)と佐々木大地五段(24)の大将戦に委ねられた。
チーム稲葉は、Bリーグ第1試合でチーム天彦と対戦し、まさかの6戦全敗。-6ポイントという最悪のスタートとなったが、最終第3試合では先鋒戦にリーダーの稲葉陽八段(31)が登場。石井健太郎五段(28)に2連勝し勢いに乗ると、続く中堅戦でも山崎隆之八段(39)が近藤誠也七段(23)に2連勝。一気に-2ポイントまで戻した。
Bリーグは既にチーム天彦が+1ポイントで予選通過を決めており、残り1チームは大将戦を制したチームになる。
◆第3回AbemaTVトーナメント
持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行い、1回の対戦は三番勝負。3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝賞金1000万円。
◆出場チーム&リーダー
豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース