大量の覚醒剤をナッツ缶に隠して密輸したとして、警視庁はいずれもベトナム国籍で職業不詳の30代の男2人を覚醒剤取締法違反(営利目的共同輸入)の疑いで逮捕し、6日発表した。黙秘しているという。
組織犯罪対策5課によると、逮捕されたのは群馬県伊勢崎市粕川町の自称グエン・ズィ・ドゥック容疑者(39)ら。6月27日、覚醒剤約10キロ(末端価格約6億円相当)を米国から東京都台東区のビルの一室に航空便で送った疑いがある。覚醒剤はナッツ缶に封入してあり、東京税関羽田税関支署が発見したという。
警視庁は7月、覚醒剤の受け取り役だった2人を麻薬特例法違反(規制薬物としての所持)容疑で逮捕していた。米国のベトナム人組織が関与したとみている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル