【動画】空気の入れすぎでタイヤが破裂する実験=NITE提供
自転車と同じようにタイヤに空気を入れるタイプのベビーカーで空気を入れすぎると破裂の恐れがあるとして、独立行政法人「製品評価技術基盤機構」(NITE)は28日、実験動画を公開し、注意を呼びかけた。鋭利なプラスチック部品の破片が20メートル以上先まで飛散するほどの威力があり、目に当たれば失明の危険があると指摘。気温が高くなる夏場はタイヤ内の空気も膨張することから、特に注意が必要としている。
ベビーカーはプラスチック製など空気を入れないタイヤが主流だが、ゴム製で空気を入れる「エアタイヤ」の製品も増えてきている。地面からの震動が伝わりにくい分、走行性や乗り心地が良いとされ、人気がある。ただタイヤの空気は次第に減るため、ユーザー自身が空気を入れる必要がある。
関東地方に住む30代の女性も愛用者の一人。ところが昨年7月、1歳の娘と出かけたショッピングモールで思わぬ事故を経験した。
「バンッ」。大きな破裂音が…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル