新型コロナウイルスの国内感染者は28日午後9時半現在で、新たに880人が確認された。死者は20人増え、1261人になった。1日に確認された死者の数が20人台になるのは5月12日以来。
大阪府は、70~90代の9人の死亡を確認したと発表した。1日あたりでは今月18日の6人を上回って最多。8月に入ってからの死者は計57人で、最多だった5月の計42人を上回る。府内の死者は計147人となった。他に福岡県が3人、東京都と兵庫県が2人の死亡を発表した。
43人の感染者が確認された沖縄県は、29日までとしていた県独自の緊急事態宣言を9月5日まで延長すると発表した。県内では31日から3日間、親戚が集まって先祖を供養する「旧盆」を迎えることや、病床が逼迫(ひっぱく)していることなどを踏まえて判断したという。宣言は7月31日に出し、15日の期限から2週間延長されていた。
長野県では、1日あたりで過去最多となる19人の感染を確認。うち5人は信州大の男子学生。すでに感染が確認された2人を含む計8人で8月中旬に食事をしたという。
神奈川県横須賀市の市立うわまち病院では職員7人、入院患者4人の計11人の感染が判明。先に判明した看護師2人を含め計13人のクラスター(感染者集団)になった。同病院では8月上旬にも計10人のクラスターが発生している。
東京都では新たに226人が確認され、3日連続で200人を上回った。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル