豪雨で甚大な被害を受けた熊本県では13日、休校していた学校の一部で授業が再開された。ただ、通学路が寸断されるなどして、20校はこの日も授業ができなかった。避難所の受験生らは、新型コロナウイルスの感染拡大時に続く休校に不安を募らせている。
豪雨により、今月7日時点で熊本県内の幼稚園、小中学校、高校、特別支援学校の約260校が休校していたが、その後多くが授業を再開。広範囲で浸水した熊本県人吉市でも、13日に全9小中学校が再開した。
人吉市立西瀬小では、児童の自宅の6割強が浸水。再開初日のこの日、被災を理由に5人が欠席した。14日までは椅子取りゲームや映画鑑賞などに授業時間を充て、児童の様子を見るという。県教委も被災地の各校にスクールカウンセラーを派遣した。
通学路が寸断、日常は遠く
西瀬小から約4キロ離れた親類…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル