山口県はこのほど、医師確保計画を公表した。県内の医師の平均年齢が全国一高く、医師全体に占める若手医師の割合が低いことを取り上げ、「医師の高齢化が進んでいる状況に鑑み、これまでも取り組んできた若手医師の確保に引き続き取り組む」としている。【新井哉】
計画では、2024年に医師の時間外労働規制の適用が開始されることや、女性医師の割合が年々増加していることに触れ、医師を取り巻く勤務環境の改善も考慮する必要があると説明。「まずは、県全体として医師の総数を増やしていくことが重要」といった見解を示している。
また、医師の高齢化の進展などの課題については、「将来にわたる持続的な地域医療提供体制の確保」に向け、若手医師の確保を進める必要性を提示。18年度と比べて19年度は精神科や内科、産婦人科などが増えた、県内専門研修プログラムの専攻医採用状況を取り上げ、「2023年までの各年において、新専門医制度における専門研修プログラムの登録者である専攻医を50人以上確保することを、目標医師数のほかに目標として掲げる」と記載している。
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