「南極・北極公開講演会ウィーク~文系が探求する世界」と題した講演と発表が18日から、神戸大(神戸市)とオンラインで同時開催される。
南極・北極の研究は自然科学系のほかにも、歴史や文化人類学、心理、教育、政治、法学など様々な分野でも進められている。これらの研究者が世界中から集う「南極研究科学委員会・人文社会科学常設委員会学術研究大会」(18~19日)と「第14回極域法国際シンポジウム」(21~23日)がアジアで初開催されるのを記念し、一部が一般公開される。主催は神戸大大学院国際協力研究科極域協力研究センター(PCRC)で、朝日新聞社が後援する。
18日は「南極観測事業は文系研究にも貢献できる!」をテーマに、南極観測隊に参加した心理学者の村越真さん(静岡大)や法学者、教員、朝日新聞社会部の中山由美記者が議論し、19日はドイツの南極歴史学者が講演する。
日本の南極観測の歴史的映像も見られる。1次隊の訓練や1959年1月に昭和基地で再会した樺太犬タロ・ジロなど、朝日新聞が撮影した映像も18、19、21、23日上映される。
詳細や参加登録はサイト(https://2021polarlawsymposium.org/japan_lectures/)へ。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル