関西テレビ
参議院議員選挙で1票の価値に格差が生じたのは憲法違反だとして、有権者が選挙の無効を求める訴えを起こしました。
21日に実施された参院選では、有権者の数が最も少ない福井選挙区と大阪選挙区を比べた場合、1票の価値に約2.8倍の差がありました。
原告はこの格差は憲法に違反するとして大阪高等裁判所に選挙の無効を求める訴えを起こしました。
【原告代理人・藤巻次雄弁護士】
「選挙だけしか国民は政治に関与できない。住んでいるところで(1票の価値が)バラバラだったらおかしい」
参院選については前回から選挙区を統合する合区が導入され、5倍弱だった1票の格差が3倍程に下がっていて、前回の選挙については最高裁判所が「合憲」と判断しています。
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