名古屋市昭和区で市営住宅の住人とみられる90歳の男性の遺体が見つかり、警察は同居する長女を遺体を包丁で切断したとして逮捕しました。
逮捕されたのは名古屋市昭和区の無職・千村正子容疑者(54)で、8月8日ごろ昭和区東郊通の市営住宅の一室で男性の遺体の両ひざの一部を包丁で切断した疑いが持たれています。
警察によりますと遺体は同居する父親の千村正男さん(90)とみられ、腐敗が進んでいるものの病死の可能性があるということです。
16日午前、千村容疑者から連絡を受けた昭和区役所の職員から「親子で生活保護を受けている人の父親が亡くなった」と通報があり駆けつけた警察官が遺体を発見。
千村容疑者は「死体が見つからないように包丁で切断しようと思ったが切れなかった。生活保護費をもらうためにやった」と容疑を認めています。
警察は、遺体の身元の確認を急ぐとともに、遺体を司法解剖し死因の特定を進める方針です。
東海テレビ
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