マイナンバーをめぐるトラブルが続出し、公金の振り込みミスも起きるなど、深刻さを増している。いったい何が原因なのか。
26日に開かれた参院特別委員会の閉会中審査で、厚生労働省の幹部は「こうした事案が生じたことは誠に遺憾なことと考えている」と述べた。
質問に出たのが、埼玉県所沢市で発覚した公金の送金ミスだ。
マイナンバーと公金を受け取る口座の情報を誤ってひもづけ、80代の女性に支払うはずだった高額介護合算療養費の計5万7516円を別人の口座に振り込んでしまっていた。
誤ったひもづけにとどまらず、公金の送金ミスまで起きてしまったことが初めて明らかになったケースで、事態は悪化している。
速達を送ってようやく
誤送金を取り戻すのは簡単で…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル