張栩(ちょうう)名人(39)への挑戦権を争う第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は1日、最終ラウンド全4局が一斉に打たれ、挑戦権のゆくえは、6勝2敗の同星首位で並んだ芝野虎丸七段(19)と河野臨(りん)九段(38)とのプレーオフに持ち越された。
芝野、河野と前名人の井山裕太四冠(30)が5勝2敗でトップで並んで迎えた最終ラウンド。芝野、河野が勝ち、井山が敗れて脱落した。プレーオフは8日、東京で打たれる。芝野には井山に次ぐ史上2人目の10代の名人挑戦が、河野には5年ぶり2度目の名人挑戦がかかる。
リーグ落ちが決まったのは孫喆(そんまこと)七段(23)、鈴木伸二七段(28)、六浦雄太七段(20)。来期予選に出場してリーグ復帰をめざす。(大出公二)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル