敦賀(つるが)湾に浮かぶ無人島に、海水浴客が押し寄せている。地元は、三日月形の砂浜などその美しさを「北陸のハワイ」と自慢する。
全長600メートル。三日月形の真っ白な砂浜が目の前に延びる。福井県敦賀市色浜地区の船着き場から渡し船で約10分。無人島・水島に着くと、はしゃいだ男の子が波打ち際を走り抜けた。海と砂浜のコントラストの美しさから「北陸のハワイ」と呼ばれる島は8月上旬、親子連れでにぎわっていた。
ビーチは遠浅で、エメラルドグリーンの海を抱えるようにある。中央に生えるマツの木の多くは60年以上前、対岸の地元住民が植えたという。
奈良県橿原(かしはら)市から家族で訪れた穴田勉さん(44)は「遠浅なので子どもも安心して遊べた。わざわざ船で渡るところが期待を高めますね」と喜んだ。
島と対岸の約800メートルを…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル