東京大学は14日、2023年春に入学する学校推薦型選抜の合格者を発表した。合格者における女子受験生の割合は、一般選抜よりは高いものの、6年前以来の4割を切る結果となった。
例年と同じ全学部合計で「100人前後」の募集に対し、昨年より13人多い253人が志願し、合格者は88人だった。女子の割合は志願者が111人と全体の43・9%、合格者は35人で全体の39・8%だった。東大は7年前から、書類と面接、大学入学共通テストの結果で合否判定する学校推薦型選抜を続けてきたが、女子の合格者割合が4割を切ったのは最初の2年のみ。最も高かったのは2年前の45・7%だった。
この結果について東大は「大きく下がったという認識はない。もう少し様子を見たい。確かに少し気になる傾向ではある」として今後、分析するとした。
合格者の地域別では、東京が…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル