大阪府は23日、車に乗ったまま新型コロナウイルスの検査が受けられる「ドライブスルー方式」の検査を導入した。感染者の増加に備え、検査態勢を拡充する狙い。同日午前には、医師や府職員らによる模擬検査が行われた。
検査場は大阪市内の公共施設の駐車場に設置された。模擬検査では、医師や看護師が防護服を着用。車の窓越しに患者にふんした府職員の鼻に医療用の細長い綿棒を挿入して、粘膜を採取し、十数秒で作業を終えた。
採取した検体は、ブース内の危険区域で消毒され清潔区域へ移動、保管。その後、検査機関に運ばれ鑑定される。
検査対象は事前に保健所に相談して感染が疑われ、前日夜までに保健所を通して予約のあった人。平日は15人程度、土日祝日は約30人の検体採取を目指す。帰国者・接触者外来での検査に比べ、待ち時間の短縮が期待される。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース