大阪・松井市長 2020年度予算発表案会見全文(2)「IR早期実現に向けて着実に取り組む」
それでは個別の施策に入ります。まずは府市一体となった成長の実現に向けた取り組みとして、2025年国際博覧会についてです。大阪・関西の経済発展に大きな効果が得られる。万博の博覧会協会とも連携をしながら着実に取り組みを進めていくほか、パビリオン等地元出展について大阪府とともに検討をしていきます。また2020年ドバイ万博での海外PR活動や、国内では開催30周年を迎える花博の記念イベントなどを通じて、開催に向けた機運を盛り上げていきます。
夢洲のインフラ整備について
次に夢洲のインフラ整備についても着実に進めます。特に交通アクセスについては、新たに海上輸送について予算計上したほか、夢洲のより一層の交通対策も検討していきます。また夢洲地区における消防拠点施設の整備も進めてまいります。
IR早期実現に向けて着実に取り組みを進める
次にIRについてです。現在、国でも議論されているところではありますが、今後も国の状況を注視しながら時期を逸することがないようにIR早期実現に向けて着実に取り組みを進めます。
次にスマートシティ戦略の推進についてです。ICTを活用した行政サービスの向上として自宅などからインターネットで行政手続きが可能となる行政オンラインシステムを8月から運用を開始します。
そのほかスマートモビリティについて自動運転技術をはじめ、交通移動分野におけるICT活用が進みつつあることから、都市の移動利便性の口上に向け、関連調査を新たに実施をいたします。
都市魅力の向上について
次は都市魅力の向上についてです。まず、うめきた2期については令和6年に先行街びらきができるように引き続き進めていきます。中之島美術館については、令和3年度中の開館に向け、引き続き建設工事を進めます。
また、子どもの本の森 中之島の開館を契機に、中之島通を歩行者空間として整備します。そのほか御堂筋については、昨年10月に実施した側道閉鎖の社会実験の結果を踏まえ、千日前通から道頓堀川の区間において、まずは東側の側道を閉鎖をして、側道の歩行者空間化の整備の実施をしていきます。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース