大阪府の吉村洋文知事は8日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事「豪雨災害に遭った熊本にDMAT、府警を派遣」(2020年7月8日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事「豪雨災害に遭った熊本にDMAT、府警を派遣」 ◇ ◇
若い感染者が増えている現状をどう見ているのか
毎日放送:毎日放送の柳瀬です。大阪の感染者、最近の感染者の中で、20代、30代と若い人が増えてきている現状について、知事としてどのようにご覧になっているか、あらためてお願いします。 吉村:これも、うっすらリンクは見えていてまして、ある程度原因というのは明らかになっているだろうと思っています。それはやはりある意味、若い人たちが集まって、夜の接客を伴うお店であったり、そういった飲み会の場所であったりというところに集まって、そこで感染が広がってきているという状況だと思います。 東京ではホストクラブ、埼玉ではキャバクラ、鹿児島ではショーパブというところでクラスターが出てるという報道もなされてますし、大阪ではミナミのバーというのもこれはクラスター化しているということも。ここはちょっと抑え込みましたけれども、ただやはりそういった同じような業態の中で広がってきているというふうには思っています。
震源地は明らか
そこから、それが理由で特に感染者については20代、30代が圧倒的に多いという状況。たぶん8割ぐらいは20代、30代だと思いますけども、8割、9割ぐらいかな、はもう20代、30代だと思いますので、ただその20代、30代が増えてきたら、そこではやっぱり同居する家族がいたり、その人が会社員であれば職場に行けば先輩もいるし、そこからどんどん年配の方に広がってきて、やっぱり危険なのは高齢者にたどり着く。高齢者に感染が広がってくると重篤化しやすい、命を落としやすいというこのウイルスでもありますから、そういった意味では20代、30代で軽症とか無症状は非常に今は多いんですけれども、そして業態としてはやっぱりキャバクラ、ホストクラブ、そういった夜の街の、夜の街とひとくくりにするのは僕もちょっとどうかとは思うんですけど、よくいわれる夜の街関連での感染が大阪でも広がってきているというのが現状だろうと思います。 リンクがはっきり見えているやつだけリンクあり、感染経路明確ということでやりますが、感染経路不明の中でもやっぱりそういった、うっすらリンクが見えている人は多くいますし、東京で陽性の方と接したという方も複数名やっぱり出てきていると。大阪はそこまで数が多くない中でも東京での陽性者の方とどうも接しているという方も出てきているので、そういった意味では東京で今、新宿、池袋のホストクラブとかそういう夜の街関連で広がってきているという報道もされていますけれども、大阪の皆さんも、東京に行くことはやめてくださいとは一切僕は言いませんが、東京に行ったとしてもそういったところの夜の街関連では非常に気を付けていただきたいと思います。 大阪においてもやっぱり同種の、そういった業態はあるわけなので。ちょっとそこにぜひ気を付けていただきたいなというふうに思っています。感染の広がりとしてはそこから広がってきているので、ある意味、震源地は明らかだと僕は思っています。だから早い段階でその震源地を抑え込む、今は一生懸命、関連、濃厚接触者とか、つながりを広いながら1つ1つつぶしていってるという現状です。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース