空から降ってきた「雪の結晶」をゆっくりと見た事はありますか?
今日29日(日)の東日本では、東京都心を含め広い範囲で雪となっていますが、スマホアプリウェザーニュースには雪の結晶のリポートが沢山寄せられています。
雪の結晶の形は1つとして同じ物は無いと言われるほど多様な形がありますが、大きくは8種類ほどに分類されます。
雪の結晶は8種類
上図のように、私たちが地上で見る形から、それらが生成された時の大気の状態がある程度わかるんです。
世界で初の人工雪の結晶をつくることに成功した中谷宇吉郎博士は、「雪は天から送られた手紙」である、と表現しました。
例えば、雪の結晶としてよく知られている6本の枝の様な形をした樹枝状の結晶は、水蒸気量は多めで氷点下15℃の雲の中で成長したもの、となります。
結晶の変化で雪のピークを越えたことが分かる
東京都練馬区で見られた雪の結晶の形を見ると、9時半頃には樹氷状の形をしていましたが、11時半頃には扇形の結晶へと変わってきました。
これは、上空の空気が乾燥してきていることを示しています。
この結晶の変化でも、東京の雪のピークが越えてきていることが現れていました。
実際のウェザーニュースの予報でも、東京の雪は12時半にピークを越えてきています。
次に雪が降ってきたら、お子さんと一緒に結晶を眺めて、空の上の空気の変化を想像してみてもいいかもしれません。
ウェザーニュース
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース