三重県の鈴鹿市役所で、夫からの暴言で別居をした女性の転居先が書かれた書類を、誤って夫に交付していたことがわかりました。
鈴鹿市によりますと市内に住んでいた女性は、12月24日、夫からの暴言が原因で県外に転出し、転居先の住所が書かれた書類を夫に交付しないよう鈴鹿市役所に申請していました。
しかし、1月14日に転居先の市役所から「夫が現住所を把握しているようだ」と、鈴鹿市に連絡があり、調べたところ、1月7日に鈴鹿市が誤って夫に書類を交付していたことがわかりました。
担当者が現住所などが記載された「戸籍の附票」を発行できないようにするシステム処理を怠っていたことが原因で、これまでのところ、夫が女性の現住所を訪れるなどの被害は出ていないということです。
鈴鹿市の末松則子市長は「女性には大きなご心労を与え心からお詫び申し上げます。再発防止に全力を挙げて取り組んでまいります」とコメントしています。
東海テレビ
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