岩崎容疑者の人柄と生い立ちとは
5月29日の各紙の新聞は登戸通り魔事件について報じている。
読売新聞によると岩崎隆一容疑者は近所付き合いもなく、コンビニ帰りの姿など時折
目撃されていたが、挨拶を交わすことはなかった。
【画像】死傷者が多数出た現場で設置されるオレンジ色のトリアージテント
また、岩崎容疑者と同級生だった男性(51)によると、少年時代は「おとなしくて目立たなっかった。友達と話しているところも見た記憶がない」と話した。
東京新聞によると幼いころに両親が離婚した後、おじ夫婦の元で育てられ、暮らしていた。
産経新聞の取材に答えた近隣住民によると、岩崎容疑者は10代後半で家を出たが、近年また家に戻っていたということだ。
さらにスポーツ報知によると、ある住民の話として岩崎容疑者はずっと長髪だったにもかかわらず、突然丸刈りになったという。
一方、毎日新聞によると岩崎容疑者は近所トラブルを起こしていた。
2018年の夏、近くに住む40代の女性のインターホンを早朝に何度も鳴らし、女性に対して、玄関先の庭木が目に当たったと、30分以上抗議をしたと報じている。
スポーツ報知によると、事件発生の約40分前の午前7時頃、普段話しかけてこない岩崎容疑者がクレームをした女性におはようございますと挨拶をし、その後、最寄り駅の方面へ走り去っていった。
事件発生時の現場の様子とは
事件が起きたのは、川崎市の登戸駅から、西に約300メートルの場所。このあたりは人通りが多く、人の行き来がとても多くある。
通勤通学の時間帯に、人通りも多い場所での凶行。少し離れた場所からでも叫び声が聞こえたという。
事件を目撃した女性は「泣き叫んでるお子さんとどうすればいいのって言う子供が10人くらいいた」と話す。
目撃情報などによると、岩崎容疑者は脇道を大通りに向かって進み、コンビニの向かいにあるフェンス近くで小山智史さん(39)を刺殺した。
その後、カリタス小学校のバスが止まっているバス停へと向かい、そこにいた40代の女性1人と小学生17人を、次々に切りつけたという。
そして、岩崎容疑者はそこから目と鼻の先にある市営バスのバス停付近で自ら首を切り、
搬送先の病院で死亡が確認された。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース