All Nippon NewsNetwork(ANN)
群馬県で出入国管理法違などの疑いで逮捕されたベトナム人数人について、警察が周辺で相次いでいる豚などの窃盗事件との関連を捜査していることが分かりました。群馬県内ではこれまでに子豚約700匹のほか、ブドウやナシなどの果物約9000個が盗まれる事件が相次いでいます。 警察が出入国管理法違反の疑いなどで家宅捜索を行ったのは、群馬県太田市にあるベトナム人男女19人が住む住宅2棟。ここに住むベトナム国籍の男女13人が逮捕されました。実は、警察は今回の逮捕者のうち2人が群馬県などで相次いでいる家畜窃盗にも関与した可能性があるとみています。
栃木県足利市内の牧場に設置された防犯カメラの映像。逮捕者との関連は分かっていませんが、子牛を運ぶ不審な男たちの姿が映っています。今年1月から多発している家畜の被害は群馬県、栃木県、埼玉県にまたがる50キロ圏内に多く、その数は3県で分かっているだけでも牛や豚など800頭以上、鳥は約150羽で総額は3000万円を超えています。
この事件と歩を合わせるように今、日本で暮らすベトナム人の間ではSNSを通じて豚肉などの購入を持ち掛ける投稿が相次いでいるといいます。捜査関係者によりますと、今回、出入国管理法違反の疑いで逮捕されたうちの2人は盗まれたとみられる豚肉などの出荷伝票に名前が記載されていたといいます。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース