名古屋市の中学校で7月、男子生徒がトーチトワリングの練習中にヤケドをしたにもかかわらず、学校が教育委員会に報告していなかった問題で、学校が市教委に対し「報告を失念していた」と説明していたことが分かりました。
名古屋市立守山東中学校で7月26日、夏休みの野外学習で披露するトーチトワリングの練習中、中学2年の男子生徒(13)の服にトーチの火が燃え移りました。
男子生徒は右腕にヤケドをしましたが、学校側は市教委に報告せず、ヤケドをした生徒に対して「バチが当たった」と発言していました。
<録音された学校側の発言>
「『練習不足だったからバチが当たったのかもしれんね』と、頑張ろうねという形で「バチ』と言った気もする」
市教委は9日夜会見を開き、学校側が市教委に報告しなかった理由について、「失念していた」などと説明していることを明らかにしました。
また「バチが当たった」という発言については「不適切な発言があったとは把握している」としていて、市教委は今後発言の経緯や十分な安全対策がとられていたかなどを調査するとしています。
東海テレビ
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