小山裕一
静岡市の常葉大橘中・高の高校男子サッカー部で、部員に体罰をしたとして20代の男性コーチを無期限の指導停止にしていたことが、学校への取材でわかった。学校によると、保護者からは「部員に対する暴言もあった」と指摘されており、調査を続けるとともに、静岡県私学振興課に報告した。
学校によると、非常勤講師でもあるコーチは4月、部活を休んだ部員を「罰走」として走らせる体罰をした。保護者からの指摘を受け、本人から事情を聴き、認めたため、5月に10日間の指導停止にした。しかし、その後も「体罰や暴言がある」との指摘を受けたため、8月に無期限の指導停止にしたという。加藤伸司教頭は「事実関係については、調査を続けている」と話している。
常葉大橘中・高の高校男子サッカー部は全国高校サッカー選手権に、県代表で出場したことがある強豪として知られている。(小山裕一)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル